eスポーツ×教育を合言葉に、次世代教育コンテンツを開発するREDEE(レディー)株式会社(本社:京都市下京区、代表:代表取締役社長 密山 裕貴)は、PC/カスタムPCの魅力‧知識を一般層のユーザーに対し伝えられる能力を認定・養成するインテル PCマイスターカリキュラム の全国展開を開始いたしました。
インテルPCマイスターとは?
インテルPCマイスターは、PCを構成するパーツの選定や組み立て技術、トラブルシューティングなどの知識を認定するインテルの独自制度。「初級」、「中級」、「上級」、「TOP」の4段階で階級を設定しています。
各階級概要 |
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初級 |
PCの仕組みや組み立て方を大まかに理解しているレベルの人 |
中級 |
PCで使用するパーツの違いを理解し、パーツの選定から組み立てを独力で行なえるレベルの人 |
上級 |
PC全般の知識を持ち、PCショップなどで接客や相談が可能なレベルの人 |
TOP |
卓越したPC全般の知識と技術、コミュニケーション力を兼ね備え、インテルPCマイスターを牽引する人 |
カリキュラムを受講し、試験に合格するとインテルPCマイスター認定証が授与されます。
以下、実際に開催されたイベントを例にして初級、中級、上級カリキュラムについて内容を一部紹介いたします。
インテルPCマイスターカリキュラム実施内容(初級)
初級マイスターは、90分のオンライン講習もしくは関連イベントや体験会への参加で取得できます。イベントでは各PCパーツの役割を把握したうえで、実際にPCを組む実習を通して理解を深める内容の講習が実施されました。
講習ではまずPCのフォームファクタについて、デスクトップやノートPC、NUCなどを例に挙げ、クイズ形式でPCに対する参加者の認識を確認します。
また、CPU、メモリ、GPU、ストレージ、マザーボード、電源の役割、HDDとSSDの違いや冷却ファンなどの説明を受けます。
受講者の机には組み立て用のPCパーツが置かれており、「端子部に触れない」、「パーツを無理に押し込まない」などの説明を聞いた後は、講師の指示で順番に組み立て/取り外しを行います。
インテルPCマイスターカリキュラム実施内容(中級)
中級マイスターの認定には「PCで使用するパーツの違いを理解し、パーツの選定から組み立てを独力で行なえるレベル」のスキルが必要です。PCカスタムシミュレーターアプリを使用し、パーツの構成、組み合わせについて講習するほか、実際の組み上げに挑戦いただきます。
組み上げに対してフィードバックも実施します。中級は特に「PCの組み上げ」「上級に向けた知識・スキルの確認」に特化したカリキュラムで、小中学生から大人まで、幅広い年齢層に受講いただくことを想定しています。
インテルPCマイスターカリキュラム実施内容(上級)
上級マイスターの認定には、PC全般について精通していることを前提として、ショップやコミュニティにおいて接客や相談ができるだけのコミュニケーション能力が求められます。カリキュラムの開始に先立って説明された「マイスターの心構え」の中では上級マイスターを「カスタムPCの面白さや奥深さを伝える伝道師」と位置づけています。
上級認定取得の条件は、座学(3回分)と実技(1日分)からなる講習の受講および別途実施する認定テストに合格することです。
実技の内容は「PC組み立て」と「ワークショップ」。PC組み立ては用意されたパーツを自分でピックアップして組み上げ、所定のモニターに接続してBIOS画面の表示まで確認することで完了としています。
ワークショップは、PCショップ店員として顧客のニーズに合わせた具体的な構成の提案と、その根拠を説明する能力が問われる内容です。今回のカリキュラムでは、受講者が4~5人のグループに分けられ、配布された顧客のペルソナシートに合わせて提案する構成やその根拠を議論し、最後に代表者1人を立てて壇上でプレゼンテーションします。
顧客ペルソナシートには顧客の職業やPC購入の動機、用途、予算などが記載されており、ここから必要なニーズを汲み取って、構成を含む具体的な提案内容にまとめます。ペルソナシートは店頭で顧客から聞いた情報のメモを読みやすい形にまとめたような内容となっています。たとえばニーズに関わる情報がどこか曖昧だったり、提示している予算が明らかに低すぎたり、現在使っているPCのスペックがうろ覚えであるとの但し書きがついていたりするため、顧客が本当に必要としているものを見抜く能力も試されます。
最後に
REDEE株式会社は「インテルPCマイスターカリキュラム」を全国各地で実施してまいります。
個人向け、企業向けどちらでもご対応可能でございます。ご興味がある方はぜひお問い合わせ窓口よりお気軽にお問い合わせください。